【2025】GANKE FES(ガンケフェス)に初めて行ってきました

フェス・ライブ

2025年7月5日(土)に北海道新得町くったり湖畔にて開催されたGANKE FES(ガンケフェス)に行ってきました。
ゆったりとした自然の中で最高な音楽だけでなく北海道っぽいカヌー等のアクティビティ、グルメ、キャンプに温泉サウナと一気に楽しめる稀有なアウトドアフェスです!こんな夏フェス他にはないです!
私は車がないので公共交通機関とオフィシャルのバスで現地へ向かい、キャンプもし、ついでにご当地グルメや帯広観光も楽しんじゃおうというよくばりな2泊3日を過ごしました。
車がないのにキャンプを強行した私の旅程と荷物を備忘録として残します。
とっても楽しいフェス&旅行になったのでちょっとでも興味がある方への後押しになればいいなと思っています。

GANKE FESって何?

北海道の新得町にあるくったり湖畔の大自然を舞台に行われるフェスです。音楽はもちろんの事、サウナ、湖を利用したアクティビティ、日帰り温泉等多岐にわたり楽しめるアウトドアフェスとなっています。
とても自由な空間となっており2つのステージで行われている音楽を満喫するもよし、美味しいグルメやおしゃれな雑貨の買い物を楽しんだりカヌーやサップ等湖で遊んだりサウナ⇔水風呂として湖にダイブで整い体験をしたり、、と楽しみ方もたくさんある北海道らしさがぎゅっとつまったフェスとなっています。

どうやって会場に行くの?

私の場合はJR札幌駅→JR新得駅まで特急列車(とかちorおおぞら)に乗車。状や時間は約2時間。JR新得駅→会場までは公式の無料シャトルバスに乗車して向かいました。
会場行きの無料シャトルバスはJR新得駅4番乗り場に停車しています。
JR新得駅11:20発→会場11:40着です。

少し早めの到着をおすすめしたい理由

この会場行き無料バスに時間を合わせると特急列車は「”JR特急おおぞら3号”(8:52札幌発→11:13新得着)」の選択になるのですがわたしは約1時間早い「”JR特急とかち1号”(7:58札幌発→10:05新得着)」に乗車しました。これはおおぞら3号の一番安い早割が売り切れていてとかち1号の一番安い切符と比べると約2000円の差があったので早い時間の切符を取っただけなのですが結果的に大満足!

JR新得駅構内に駅そば屋さんがある

新得と言えばそば!のイメージがあったのでぜひそばを食したい方へ駅そばが朝10時から開店しています。

お値段もリーズナブル!麺が太目で食べ応えがあって美味しかったです。

 

駅横にある「地域交流センターとくとく」


なんとこちらは朝9時からオープンしています。
おみやげコーナーやカフェスペース、読み放題のまんがやお子様の遊び場、鉄道関連展示など休憩や時間つぶしに使わせてもらいました。無料WiFiもあります。冷凍のお肉等も売っていたのでバーベキューする方は買い出しにも重宝しそうです。

駅前にスーパー、ちょっと歩くとセイコーマートがある

今回は立ち寄らなかったのですが駅前に「フクハラ」というスーパーと駅を出てまっすぐ進んだところにセイコーマートがありました。会場に行く前の最後の買い出しに重宝しそうです。

お得に特急チケットを買おう

JRの特急列車の乗車券を買う時は「えきねっと」から予約するとお安く購入する事ができます。
乗車日の1か月前から購入できる&安い乗車券は数に限りがあるので早めに申し込もうね!
通常料金と比べて40%以上割引の値段で買えたりします。

会場入り時間にあわせたJR選びもいいんですが、ちょっと余裕を持たせて早めの便or帰りを遅めの便、もしくは両方でフェスだけではなく新得グルメも満喫するのがおすすめです!

持ち物

ひとりでカバン2個に下記荷物を全部つめて持っていきました。
割と何とかなりました!

・テント
・グランドシート
・インナーシート
・ペグ
・寝袋
・インフレータブルマット
・ライト
・扇風機
・着替え
・タオル
・会場内用カバン
・充電器
・虫よけスプレー各種
・化粧品
・基礎化粧品
・お風呂セット
・ソフトクーラー(ペットボトル/アミノバイタル)
・カメラ(2つ)
・日傘

蚊取り線香については持って行ったのですがそもそもテントサイトでイスを出して座る事なくすぐテント内に入ってごろごろしていたので使わなかったです。

1日目 会場着


引用:https://www.ganke-fes.com/#info

 

JR新得駅から無料シャトルバスに乗車し11:40頃会場着。シャトルバスは会場入り口前に停車してくれます。

楽天モバイルユーザーへ大注意喚起なのですが会場入り口・会場内・テントを建てるフリーサイト全て「圏外」でネットが一切つながりません。

2025年時点で楽天モバイル提供エリア外なのだそうです。
SNSのスペース等で「楽天モバイルはつながらない」という情報を入手していたので入場チケットだけでなくテントサイトチケットも紙チケットで発行しておいて本当によかったです。
只、ガンケフェスに関する事(タイムテーブル等)をブクマ保存していた私は大ピンチ。
本当に困った時はレイクインの無料WiFiでしのぎました。
入場時にもらえるポケットサイズのパンフレットにタイムテーブルが書かれているのも本当にたすかりました。(携帯が使えないので)
パンフレットのポケットに入るサイズの大きさ、紙の丈夫さ、見やすさ、めっちゃ使いやすかったです!

フリーサイトにテント設営

まずはテントを建てる事とします。
会場入り口とテントサイト入り口は別なのでまずはテントサイト入り口に向かいます。
サイト内は区画割等はなくお好きな所へどうぞーという方式でした。

木のそばの日陰エリアが人気な様子。
とにかく虫リスクを減らしたいので日陰が一切無しの平地にテントを設営しました。灼熱です。
虫の感じはライジングのボヘミアン+大きい蛾 って感じです。虫レベルは正直私の中ではギリギリです。
土はふかふかで持参した小さなテントであればハンマーなしでペグをさすことができました。
この日はとにかく暑くてテントをたてるのに15分位動いただけで汗がだらだら止まらなくなったのでテント内で休憩。扇風機を持ってきてよかったです。
ごろごろしているうちにAKASAKIの波まかせ(←大好き!)が聴こえてきたので急いで会場に向かう事に。

会場へ

引用:https://www.ganke-fes.com/#info

既にAKASAKIの演奏は始まっていたのでビールを飲みつつゆるゆる楽しみます。


伝わりにくいかもしれないんですけど会場内の空気感がとにかく快適なんですよね。
前方で熱心に楽しむ人、音に身を任せる人、オリジナルのステップを踏んで楽しむ人、日陰でイスに座って堪能する人、、

それぞれが自由に音を楽しんでいるといった雰囲気に感じました。

ステージはもちろん楽しみつつ会場の雰囲気にとにかく魅了されてしまって意味もなく会場を何度か往復して会場内の空気を楽しんでいました。
会場内でのポイ捨てやトイレにペットボトル等の置きゴミも一度も見かけずかなり感動しました。

事前にマップを見ていた時は端から端まで歩くと20~30分位かかるのかな??と思っていたのですが実際はゆーーーっくり歩いて10分程で行けるコンパクトな作りでした。助かる。

クライミングのやつ。これもアクティビティの一つとして楽しめる。

AKASAKI→やついいちろう と楽しんだ後かなり楽しみにしていたアクティビティに向かう事に。
ちなみに一生トロピカルできる気がしない。誰かの背中に書いてあるトロピカルの綴りを見た上で「T」しかできない。すまねえ。

 

アクティビティ(カヌー)

今回は人生初のカヌーを体験する事にしました。
この湖をプカプカします

まず料金が安すぎる。30分1000円でカヌーを楽しむことができます。
他にもサップ、ラフティング、クライミングもあるので(クライミング以外で)来年要検討ですね。
絶対にカヌーは体験したほうがいいです!本当に最高の体験ができます。

漕ぎだしはちょっと揺れて怖いな、と思ったのですがパドルでちょっと漕いだ後はぼんやりしていても風で少しづつ湖中央辺りまで運んで行ってもらえます。
ステージで演奏されている音楽を聴きながら目の前いっぱいに広がるガンケ(崖)、広い湖、ここちよい風。

ただぼんやり音楽を聴きながら湖に浮かんでいる様子

眼に入る景色や耳に入る音楽のマッチングが最高すぎて本当にやばかったです。
カヌーを体験しようと思ったらその為だけに現地にいかないといけないのにフェスのついでにカヌーもできるなんて最高すぎですよね!?
あと今回は利用しなかったんですがとにかくサウナが最高らしいですね!?
実は2年前からアヴァントに行ってみたい人なのでかなりサウナも気になっています。ただ着替えの荷物が多くなるので今年は断念しました。来年は要検討です!!

会場は見どころたくさんで時間が足りない

会場内の装飾も絶妙でかわいい。
見逃してしまったのですがBMXショーをやっていたりキッズがスケボーをしていたり(めちゃくちゃ上手!)ヨガコーナーもありました。
雑貨コーナーでは帽子等にガンケフェスの刺繍をしてくれるお店やナッツのお店等バラエティに富んでいてかなり長居して楽しんでしまいました。ちなみにこのショッピング中もステージから音楽が聴こえてきていてとても楽しいです。

オフィシャルグッズ売り場をやっと発見した時にはほしいものは売り切れていました。。事後通販とかないんですかね、、??

 

会場内のごはん美味しすぎる

暑すぎて目標数(←?)に届かなかったのですがクラフトビールや

このレモンのクラフトビールめちゃくちゃ夏って感じで美味しかった!!!!

人生初のたこせん等、口にするもの全てが美味しかったです!!

たこせん¥500。お安い!

もうちょっと涼しかったら自分もっとビールいけました!暑いとすぐに食欲がなくなる感じがひしひしと老化を感じます。くやしい。

恐らく夕方前までは携帯が使えず入場ゲートでもらったパンフレットにタイムテーブルや会場MAPが書いている事に気づいていなかった事も敗因の一つだと思われます。
あと主催の方々が酪農家とサイトに書いてあったので乳製品コーナーを目視で探していたのですが見つけられず、、もしあったら見逃しです。これも悔やまれます。

YONA YONA WEEKENDERS

正直ヨナヨナを観に来たみたいなところがあるのでめちゃくちゃ楽しみにしてました!
楽しみ過ぎてネイルをヨナヨナ(とやついさんのワンちゃん)仕様にする程には楽しみにしていました。

まだまだ練習中の転写ネイル

夕方の涼しくなってきたあたりでヨナヨナのステージがはじまりました。
途中のクラシックで乾杯イッキも挟みつつインスタでリクエストしていたR.M.T.Tを演ってくれて嬉しかったー!リクエストしなくてもI.K.T.Wはやると油断していたら今回は演奏されなかったので次回のワンマン等では絶対聴きたい~!

少しづつ落ちる日と薄っすら出てくる月とヨナヨナの音楽。天国かなーと。
ヨナヨナは来年もきたいーって言ってくれているのでぜひぜひ!!!!!

くったり温泉レイクインの日帰り温泉ありがたすぎる

7月5日(土)の22時まで・7月6日(日)5~10時までくったり温泉レイクインの日帰り温泉を利用できます。
入り口の看板には入浴料金:980円と記載があったように記憶があるのですが、このフェス中は特別料金となっていて入浴料金(大人)500円・タオルレンタル(バスタオル&フェイスタオル)100円で入浴できます。
安すぎるよね??普通フェス料金ってなったら割高になったりしないの??カヌーもそうだけど良心的すぎない??と動揺しつつ夜、朝と2回利用させてもらいました。
ちょっと熱めの温泉はかなり気持ちよかったです。
女性スペースの洗面所にはドライヤー×2、ストレートアイロン×2が設置されていました。
フリーで飲める水がやたら美味しくてキンキンに冷えていておかわりしました。
入浴後には休憩スペース(まんがもあり)、マッサージ機、アイスの自販機まであってかなり快適でした。

お風呂後の各種牛乳販売の自販機はなかったので会場内にご当地牛乳や飲むヨーグルトが売っていたらいいなーと思いました。

夜間会場

焚火があったりライティングがあったりして明るすぎない照明がすごく雰囲気があってかわいかったです。
疲れてしまってインスタライブで見聞きしていた裏ガンケに参加できなかったりDJステージを全部見られなかったりしたので来年はぜひリベンジしたいです!

夜間歩きについて

会場内はライトが配備されていて特に困らなかったのですが会場出入口~テントサイトは暗いので足元を照らすライトを持参すると良いなと思います。
携帯のライトでも照らせますがちょっと暗いかも。

2日目 会場→JR新得駅→ご当地グルメ→帯広へ

起床

朝5時に「ホーホケキョ」の声で目覚めました。そして既に暑かった。
だらだらしていたら6時になっていました。
鳥の声を聴きながらだらだらするとても贅沢な朝時間を過ごせました。
既に撤収作業が始まっている会場を散歩。くったり湖の水面からもやもやが上がっていてとてもキレイな景色で思わず写真を撮りました。
陽射しは既に暑いんですが風はまだひんやりしていてとても気持ちが良かったです。

朝風呂へ

とりあえず温泉に行って朝風呂を堪能。
お風呂後はTVで朝のニュースをみたり無料WiFiでSNSをみたり。文明も堪能しました。
私が会場を歩いた時はあさごはんを出しているお店は見つけられなくて残念。。
お風呂後にテントを撤収したのですが先ほどの温泉がチャラになる位の汗をかきました。
これはテント撤収後に温泉に入った方がよいなと思いました。

シャトルバス発車場所を探す

炎天下の元たたずんでいると多分熱中症になると思ったのでレイクイン入り口で待たせてもらうことに。レイクイン1Fの自販機は甘くない飲み物はほぼ売り切れとなっていました。水、お茶系は余分に持ってきて正解だったなと思いました。
公式サイト上では帰りのシャトルバス乗り場が「会場」となっていたのですが『会場のどこ・・??』となりそれっぽい人に尋ねてみるも全員知らず。
ちょっと焦りましたが30分程前にレイクインを出て会場を横断したところ「会場入り口」にバスが停車していました。一安心!

後からMAPを見ると入り口前にバス停留所と記載がありました。
もうMAPすら目がかすんで見えないのかなと、悲しいですね。
定刻通りにバスは出発。

帰り道も車窓の景色を楽しみながら11:30JR新得駅に到着。

たまに近距離で牛ちゃんが見れる牛舎チャンスが訪れます。

ありがとうございました!

ご当地グルメを諦めない

JR新得駅→JR帯広駅に行く公共交通機関の手段として①JRの特急に乗る・②普通列車に乗るがあるんですが、①は2200円(速い)、②は1040円(安い)の違いがあります。
わたしは急いでいない、かつローカル線も好き、しかも安い!ので②を選択しました。
新得駅に到着したのが11:30頃。時刻表を見たところ次の帯広行の普通列車は13:52発です。
約1時間20分で新得グルメも買い物も楽しむぞ!という予定です。
JR新得駅、駅横のとくとくにも見た限りコインロッカーはありませんでした。ので荷物を引きづって蕎麦屋さんを目指します。

駅前のマンホール。
まずはガンケフェスのインスタライブで話が上がっていたモンパチのキヨサクさんが行ったという「十箱」。こちらは十割そばを提供しているお店だそうです。
12時前に店前に到着したところ「本日完売ですーー」とのこと。
すごく人気店なのですね。。来た道を引き返します。
そしてこちらも有名なお店らしい「せきぐち」さんへ。
限定5食の地鶏天そばをいただきました。

とり天の味が濃くてジューシー!そばもとっても美味しかったです!
駅前にもどり駅横の施設「とくとく」へ。
お土産コーナーでおそばを購入。

併設のカフェでオリジナルブレンドのコーヒーをいただきました。

メニューに「コーヒー」と「牛乳」があるのに「カフェオレ」はない悲しみ。
来年はぜひカフェオレメニューが登場していますように!!

帯広へ

JRの乗車時間が近づいてきたので改札を通ります。ちなみに乗り場は向かい側のホームでエレベータは見当たらないので激重荷物を持ち上げて階段を上り下りします。もうだめかもしれないと何度か思いました。上り下りだけで10分以上かかりました。大荷物の方は時間に余裕をもって改札を通った方がいいです。
列車は一両編成。そこそこ乗客の方がいました。帯広に着く前には立ち客が出る感じの混み具合でした。

2日目夕方~3日目 帯広でゆる観光

帯広駅近くで1泊し、事前にSNSで教えてもらったごはんを食べたり、

平和園さん

初めてのインデアンカレー

初めてのばんえい競馬にいったり

神社にいったりスイーツを食べたりして遊びました。


フジモリさんにて

六花亭喫茶にて

クランベリーにて


SNSで教えてもらったカフェ

ちょうど定休日だったりして行けなかったお店、わたしの行動が遅すぎて営業時間に間に合わなかったお店等もあるのでまたリベンジしたいなと思っています。


お持ち帰りした豚丼

 

最後に

新得町ってどうやって行くの!?!?から始まった初のガンケフェス参加でしたが、割と簡単に札幌から行くこともできるし本当に行って良かった!なんでもっと早く行っていなかったの!?!?と意味がわからないくらい大好きなフェスになっりました。自然にふれたい、でもガチガチの準備は不安、お手軽に音楽もアクティビティも北海道らしさを満喫してみたい って方にめちゃくちゃぴったりのイベントだとおすすめできます!来年の開催はまだ発表されていませんがもし開催されたら10周年となるそうです。少しでも興味がある方、車が無くてもひとりでもとっても楽しいです!新得駅のまわりには美味しいおそばやさんやお土産を購入できるところもあります。ガンケフェス+新得グルメを堪能しにぜひ参加しませんか??

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